小麦粉の高騰での値上げのお願い。 小麦の国際価格高騰を背景に、業務用一般小麦粉の価格が改定されました。 国際価格の高騰で政府が輸入小麦の売り渡し価格を引き上げたことに伴い、 製粉メーカーに対する原料小麦の売り渡し価格を令和4年6月20日出荷分からの主要な輸入小麦5銘柄平均で現行の17.3%の値上げとなりました。 輸入小麦が大幅に値上げされた理由について、農林水産省は次の3つの理由を説明しています。 1,  昨年夏の高温・乾燥による米国、カナダ産小麦の不作の影響が大きく、9月以降も小麦の国際価格が 高水準で推移したこと 2,  米国、カナダ、豪州の日本向け産地における品質低下等により、日本が求める高品質小麦の調達価格帯が上昇したこと 3,  ロシアの輸出規制、ウクライナ情勢等の供給懸念も、小麦の国際価格の上昇につながったことから、前期に比べ上昇したこと。 この結果、令和4年4月期(令和4年4月~)の輸入小麦の政府売渡価格は、直近6か月間の平均買付価格を基に算定すると、5銘柄加重平均(税込価格)で72,530円/トン、令和3年10月期と比べて17.3%の引上げとなります。 これらを踏まえ、小麦粉などの原材料をはじめ、副原材料・包装資材、燃料等の価格上昇で、 現状では非常に厳しく、値上げもやむを得ない事と理解して頂き、 別紙見積書通りの価格に改正させて頂きたいと思います。 何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。 値上げの時期は、令和4年7月1日金曜日納品分からの実施を考えております。